日比谷公園について

日比谷公園の歴史

明治36年、皇居や国会議事堂、東京駅など、首都の枢要な施設が集中する地域に、日本初の近代的洋風公園として日比谷公園は誕生しました。以来、近代日本の歩みと共に一世紀。平成25年には誕生して110周年を迎えました。この日比谷公園の長い歴史の中で、皆様にも人生のワンシーンをこの場所で刻んだ方も多いことと思われます。

日比谷公園

日比谷公園の花の歴史は開園時にまでさかのぼります。
日比谷公園はツツジの名所としても有名であり、初夏には大勢の人で賑わったと言われています。また、開園当初から現在まで続く菊花展を始め、花壇展覧会や梅、花菖蒲、ダリアなど様々な花の展覧会が盛んに催されてきました。
デイジー明治期の新聞には、バラを初め、デイジー、プリムラ、アリッサム、ロベリア、ナスタチウム、トレニア、ニチニチソウ、カンナ、ダリア、サルビア、シュクシャ、バーベナ、クレオメ、サイネリア、アマランサスなどに関する記事が既に見られます。その当時、この場所は市民にとって西洋の花々に触れることのできる唯一の場所でもありました。

日比谷公園

日比谷公園には、日本の園芸文化の普及を担ってきたという歴史があります。花と緑の祭典、日比谷公園ガーデニングショーにぜひいらしてください。

日比谷公園

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日比谷公園開園時の貴重な写真

日比谷公園開園時における貴重な写真。

憩いの場としての日比谷公園

日比谷公園は、今も昔も人々の憩いの場として愛されてきました。

憩いの場としての日比谷公園

日比谷公園は、今も昔も人々の憩いの場として愛されてきました。

開園当初の絵葉書

鶴の噴水は明治・大正の錦絵や絵葉書にもしばしば登場します。(開園当初の絵葉書)

装飾用噴水としては日本で3番目に古い鶴の噴水

鶴の噴水は装飾用噴水としては日本で3番目に古い歴史あるものです。(現在の噴水)

参考・資料提供
「目で見る日比谷公園100年の歩み展」公益財団法人東京都公園協会、「東京グリーンアーカイブス」緑と水の市民カレッジ、「都市公園no.173 Jul'06、no.181 Jul'08」